外科手術(UPPP)

睡眠時無呼吸症候群の治療法

治療方法

外科手術(UPPP)

UPPP(uvulopalatopharyngoplasty)は日本で開発された睡眠時無呼吸症候群手術の代表的な手術です。この手術の方法は、まずは口蓋垂(のどちんこ)と軟口蓋(上あご側の後方の口蓋)を切除した後、口腔側と鼻腔側の粘膜を縫い合わせます。こうする事で、上咽頭部を拡大して突っ張る様な緊張状態を作り出します。

上咽頭部の拡大緊張状態が保てる事によって、落ち込んでいた舌や咽頭部分に空間ができ、空気の通り道が確保できる様になります。手術は全身麻酔をして行われ、10日前後の入院が必要となります。

UPPPは、アデノイド(のどの億や鼻の後ろにある咽頭編桃とよばれるリンパ組織の事)や扁桃腺の肥大がある場合や、軟口蓋が長い人には有効な方法ですが、高度な肥満の人には効果がありません。

手術直後には、出血や疼痛などがあり、痛みで食事が出来ない時期もあり、術後も辛い施術です。また副作用に、鼻へ空気や水分が逆流して抜ける、瘢痕形成による狭窄などの症状があります。長期的に見ると、手術前と後では声質が変わるという例もあります。またごく稀ではありますが、周術期の死亡も確認されています。人によっては大変効果のある手術ではありますが、実際には術後の睡眠時無呼吸症候群の症状改善率は50%程度で、一度改善した場合も、2?3年後には再発する事もあります。

これらの事から、日本でも1998年にCPAP治療が、2004年にスリープスプリントが、それぞれ健康保険適用になったのを受け、現在の治療はそれらの治療法が主流になっています。

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